ドワーフがアリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』とコラボレーション!コマ撮りアニメーション映像が公開
FIELD MANAGEMENT EXPANDのドワーフ事業部(以下ドワーフ)が、A24がおくるアリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』とコラボレーションして制作した、ストップモーション(コマ撮り)アニメーション映像がYouTubeで公開されました。監督はNetflixシリーズ『ポケモンコンシェルジュ』で第51回アニー賞 テレビ・メディア部門監督賞にノミネートされた、ドワーフの小川育が務めました。
今回公開されたのは、ドワーフが手掛けたコマ撮りアニメーション映像と本編映像が切り替わる、不穏な空気漂う撮りおろし映像です。ホアキン・フェニックス演じるボーが、ボー人形に姿を変えながら、ただひたすら何かに怯え、逃げる様子を捉えています。
小川は、今回の映像について「画面に映るもの全てが怪しく疑わしい。ボーが恐れれば恐れるほど笑える。延々と続く恐怖と奇妙が詰まった、とても好きな映画です。ストップモーションは、通常は動かないものを動いているように見せる技術ですが、それって本当は奇妙なことだよなー、と常々思っています。そんな奇妙さと「ボーはおそれている」を観た時の『どこへ向かって走っているんだ、この映画は!ワァー!』という感覚を映像にしました」とコメントを寄せており、アリ・アスター監督来日時に対面も果たしています。
本コラボ映像は、新たにこの映像制作の裏側を追ったメイキングシーンを加えて、2/9(金)〜2/12(月・祝)まで開催の「#ワタシはおそれている展」にて展示されました。
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【dwarf’s staff】
監督:小川育、アニメーター:小長谷陸人、プロデューサー:松本紀子、プロダクションマネージャー/アシスタント・ディレクター:平松桃
『ボーはおそれている』について
『ヘレディタリー/継承』で映画ファンの注目を集め、『ミッドサマー』が全世界で大ヒットを記録し、多くの観客に”消えない傷”を植え付けた天才監督アリ・アスター。『ジョーカー』でアカデミー賞®主演男優賞を受賞、第 81 回ゴールデン・グローブ賞では本作で見事主演男優賞にノミネートされたホアキン・フェニックス主演の最新作。2/16(金)全国ロードショー。
公式サイト:https://happinet-phantom.com/beau/
小川育プロフィール

東京芸術大学大学院在学中からコマ撮りアニメーション制作を始める。オリジナルのキャラクターやショートフィルムのディレクターを担う一方で、Netflixリラックマシリーズ1作目『リラックマとカオルさん』にADとして参加。2作目「リラックマと遊園地」ではADを務めながらエピソードディレクターを担当。 スピード感あふれる演出とコミックタッチのキャラクターデザインが持ち味。NHKプチプチ・アニメ『空き缶のツナ』は小川の完全オリジナルのショートフィルムシリーズ。小川が川村真司氏と共同監督を務めた木彫り人形によるストップモーション時代劇『HIDARI』のパイロットフィルムが2023年3月に公開され、海外でも評価を得ている。
ドワーフについて

ドワーフは、株式会社FIELD MANAGEMENT EXPANDのアニメーションコンテンツ事業部であり、NHKキャラクター「どーもくん」をはじめ数々のキャラクターやコンテンツを生み出し、卓越した技術力のコマ撮りを中心とした映像作品で、国内外で評価されているアニメーションスタジオ。フランスでロングラン上映を続ける「こまねこ」などのオリジナル作品のみならず、さまざまな人気キャラクターや有名コンテンツと積極的なコラボレーションをおこなっている。2003年9月に設立され、昨年20周年を迎えた。
近年ではNetflixシリーズ『リラックマとカオルさん』、『リラックマと遊園地』『ポケモンコンシェルジュ』の制作・プロデュースを手掛けている。現在、西野亮廣氏×堤大介氏とのコラボ短編アニメーション『ボトルジョージ』を制作中。https://dw-f.jp/
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