FMXディレクター原風海也がADFEST「Fabulous Five」に登壇&ショートフィルム『EXTREME FLASHBACKER』を初公開
FIELD MANAGEMENT EXPAND(FMX) Creative部門のディレクター原風海也と西遼太郎が、アジア最大級の広告祭 ADFEST(アジア太平洋広告祭)のコンペティション「Fabulous Five」にそれぞれ選出されました。原は、3月21日〜23日の3日間タイ・パタヤで開催されたADFEST 2024内の「Fabulous Five」セッションにスピーカーとして登壇し、監督作品『EXTREME FLASHBACKER 』が初公開されました。
作品情報
作品名 : EXTREME FLASHBACKER
受賞 : <FABULOUS FIVE>Short Films for ADFEST 2024 By The Fabulous Five / NEW DIRECTOR LOTUS
受賞者(脚本・演出) : 原風海也
エグゼクティブプロデューサー:鈴木篤史
プロデューサー:近藤謙佑
プロダクションマネージャー・スクリプター:古沢将太
~あらすじ~
人の持つトラウマを再生することで、迷惑な人間を撃退できる装置「超記憶再生装置 EXTREME FLASHBACKER」。
そんな装置を駆使して、迷惑客の対応をしていたコンビニ店員のかえで。
ある日、彼女がいつものように働いていると突然、強盗に襲われる。
プロダクションノート
【企画意図】
テーマの「Human Intelligence」を「記憶」と「それに対峙する力」と捉え、「人は過去の記憶やトラウマに人生を左右されるほど、弱い生き物である」を出発点に考え始めました。 ただ、「人間は弱い」で終わるのではなく、その後に僅かでも希望を感じさせることで、人の持つ底力を描くことができたらと思い、企画しました。
【作品のこだわり・みどころ】
ワンシチュエーションの設定をどうやって飽きさせずに見せられるか、を意識しました。特に場面転換時の照明変化演出やサウンドデザインにはこだわって作ったので注目してみてもらえると嬉しいです。
【撮影を振り返って】
コンビニシーンを1日で撮らなければならず、撮り切れるか不安でしたが、演者さんやスタッフの方々が非常に優秀で、絵作りにこだわりながら無事に撮り切ることができました。 現場の雰囲気も、無駄にピリつくことなく皆が笑顔で撮れていた印象があります。
【Fabulous Fiveに選ばれた感想】
今まで賞は箸にも棒にもかからず、今回ダメなら辞めるくらい背水の陣でFabulous Fiveに取り組みました。 脚本作成の時点から何度か心が折れかけたりもしましたが、諦めずにやり切ってよかったと思います。 支えてくれた方々のおかげです。まだもう少し、Dirを続ける権利をもらえたなと思います。
【今後どんな作品を撮っていきたいか】
形式やジャンルを問わず、映像から人の温度が感じられるものを撮っていきたいです。
原風海也プロフィール
はら・ふみや
1995年生まれ。北海道大学在学中に上京。専門学校にて映像制作を学ぶ。
2019年TYO入社。グループ組織改編によりFIELD MANAGEMENT EXPAND Creative部門で、ディレクター/プランナーとして活動中。
人の心情を映像に落とし込むことが得意で、ロケ撮影が大好き。
Fabulous Fiveについて

「Fabulous Five」はADFESTが若手CM監督の育成を目的として開催している競作セッションで、アジア太平洋および中東地域の若手CM監督にとって登竜門とされています。同コンペティションでは、テーマに沿った5分以内のショートフィルムのスクリプトを募集し、ADFESTのFilm Craft部門とNew Director部門の審査員による審査を経て、実際に映像制作を行う5名が「Fabulous Five」として選ばれます。
今年のテーマは「Human Intelligence(人間の知性)」で、アジア太平洋および中東地域から応募があった中からFMXの西遼太郎と原風海也を含む5名のスクリプトが選出されました。制作された5名の作品は現地のステージで公開され、制作した監督のうち1名がCOMMENDATIONに選ばれます。
■詳細は下記ページでもご覧いただけます。
ADFEST公式サイト