FMXが取り組むSDGs

FIELD MANAGEMENT EXPAND(以下FMX)では、よりよい未来を後世につなぐため、“2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」”に共感しSDGs活動を推進しています。事業活動・企業活動を通じて、SDGs達成と社会課題の解決に貢献することを目指してまいります。
自然と共生する伊豆諸島八丈島に実証実験拠点「TENNEI」を構え、クリエイティブを通じたSDGs共創を目指す

2021年7月に伊豆諸島八丈島においてSDGsの共創に向けた実証実験の拠点、TENNEI(てんねい)をオープンしました。豊かな自然に囲まれた八丈島で敷地面積2,787坪の広大な立地に、リノベーションによって宿泊棟、オフィス棟となるフィールドを建設。リモートアイランドワークにおけるクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上とデジタルトランスフォーメーション(DX)化の検証、およびサーキュラーエコノミーの実証実験を進めています。
また風力発電による100%再生可能エネルギーで映像編集やXR開発を行う「Zero Emission Movie(ZEM)」を通じて、温室ガス排出ゼロ社会の実現に寄与することを目的とした「8jo Zero Emission Factory構想」も実現に向けて推進中です。今後、行政や企業からのサステナビリティを伝える動画制作依頼において100%再生可能エネルギー映像を提供するほか、3D空間を中心としたXR開発も進めていく予定です。
てをつなごう だいさくせん

「てをつなごう だいさくせん」はFMXドワーフ事業部(当時TYO)の合田経郎が発起人となり、2011年3月11日の東日本大震災直後から活動を続けているプロジェクトです。
子どもたちを元気づけたいという思いに共感した様々なキャラクターたちが手をつなぐ画像を無償で提供しており、誰でも自由に使用することができます。見た人が笑顔になってくれるよう、画像・ムービーを掲出し続けています。
東村山市のSDGsパートナーとしてSDGs普及ムービー「笑顔つながる」篇を制作
FMXドワーフ事業部(以下ドワーフ)がスタジオ拠点を置く東村山市は、2023年5月に内閣府より優れた取り組みを行う自治体として「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。市民が改めてSDGsの基礎について学ぶことができる、普及啓発動画の制作をドワーフが担当しました。
東村山市SDGs普及ムービー「笑顔つながる」篇
ドワーフは、東村山市に認定されたSDGsパートナーとして下記の3つを取り組み内容に掲げています。
・良質のアニメーションを提供し、子どもたちの健やかな成長に寄与する
・ワークショップを積極的に開催し、より多くの子どもたちが日本を代表する文化であるアニメーションに接する機会を作る
・キャラクターを通じて、戦争のない社会、公正な社会の実現に貢献する
多様な働き方について
>ワークライフバランスの充実
フレックスタイム勤務、時短勤務、在宅勤務など、従業員の事情に合わせて様々な就業形態が選択可能です。
>副業制度
FMXは多様な働き方を推進するため、副業制度を導入しています。複数のスタッフが仕事で培った豊富な経験を活かし、様々なフィールドで活躍しています。
■活動事例
Movie design所属 クリエイティブ・デザイナー
東京工業大学や法政大学でデザイン思考をベースに、「コンセプト」と「ストーリーテリング」を開発する授業の非常勤講師を務めています。
新しい価値となるコンセプトと、それを伝えるストーリーを開発し、最終アウトプットとして映像に仕上げる授業を行なっています。
>プロフェッショナル人材戦略への参画
内閣府が進める「プロフェッショナル人材戦略事業」に積極的に取り組んでいます。KANAMELグループでは、2020年度よりキャリアオーナーシップ開発を目的とした社員の副業制度として本格的に参画。「プロ人材」として送り出された社員が、本業とは少し異なるフィールドでこれまでの経験やスキルを活かし活躍中です。 都市部パートナーシップ締結大企業連携における2020年度・2021年度・2023年度の副業支援実績は、KANAMELが全国1位となりました。
■活動事例
Content Produce所属 プロデューサー
京都の伝統産業に携わる企業や、愛知県吉良温泉の観光ホテルのコンテンツマーケティング(サイトの改良)やSNSの運用サポート実績があります。
ジェンダー平等を推進し、誰もが働きやすい職場環境を整備
FMXではジェンダー平等を推進しており、誰にとっても働きやすい職場環境の整備に努めています。現在、女性役職者は執行役員1名、部長相当職2名、副部長2名が活躍しており、管理職に占める女性労働者の割合は20.8%です。
産休・育休明けで復帰する女性社員が多いのはもちろん、男性社員も育児休暇を取得しやすく、パートナーの出産前後に育休取得した社員が46%(7名)の実績があります。(※2021年~2024年5月現在)
障がい者雇用について
FMXは障がい者雇用に取り組んでいます。多様な従業員一人ひとりが能力を存分に発揮でき、やりがいを持って働ける環境づくりを推進するため、(株)エスプールプラス協力のもと埼玉県越谷市に農園を開園しました。農園で働く従業員は有機野菜の栽培に携わり、収穫した作物を青山オフィスへ出荷、従業員へ無料で提供しています。美味しい野菜は若手一人暮らしの社員や、育児をしながら働くママ・パパ社員から大変喜ばれており、FMXの福利厚生とウェルビーイング推進に寄与しています。
ペットボトルキャップ回収で開発途上国の子どもたちにワクチン接種をサポート
2024年よりオフィスにてペットボトルキャップを回収し、その売却益を「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」へ寄付することにより、開発途上国の子どもたちにワクチンを贈る活動をサポートしています。
1994年に設立されたJCVは、UNICEFと連携し、東南アジアを中心とした開発途上国の子どもたちへワクチンや関連機器を贈呈する活動を継続している国際支援団体です。
FMXはJCVの理念に賛同し、ペットボトルキャップ回収活動を行っています。またリサイクルによる環境保護にも寄与しています。
サスティナブルコーヒーの導入
FMXは、福利厚生の一環として従業員へ無償提供するコーヒーとして、Do well by doing good.活動に賛同している(株)ユニマットライフのサスティナビリティ・プロジェクト対象のコーヒー豆を使用しています。コーヒー豆の購入を通じて、ベトナムのコーヒー農場のインフラ整備による環境へのダメージを軽減し、同時に衛生環境向上により感染症対策・生産農家の生活の質向上等に貢献します。
ペーパーレス化による取組み
2022年に社内申請を電子承認化したほか社内会議などでもペーパーレス化を推進して紙の使用量を削減・環境の保護に努めています。また複合機に使用する紙はアスクル(株)のPEFC認証紙を利用することで、森林保全や環境保護活動に寄与しています。
オフィス照明のLED化
FMXではオフィス内のほぼすべての照明をLED化することで電気使用量を抑制し、CO2削減に寄与しています。
持続可能な開発目標SDGsとは?
SDGs(エス・ディー・ジーズ / Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された、2030年までに世界が達成すべき「持続可能な国際目標」のことです。17のゴール・169のターゲットから構成されており、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
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