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2026.02.25

「ダイレクトアジェンダ2026」先取りセミナーに執行役員の荒井友久が登壇

FMX コンサルティング事業部 執行役員・マネージングディレクターの荒井友久が、2月4日に行われたナノベーション主催の「ダイレクトアジェンダ2026」先取りセミナーに登壇しました。当日は、外資系コンサルティングファームや大手総合広告会社にて多業種の事業戦略・ブランド戦略を支援してきたコンサルタントとしての長年の知見に基づき、ダイレクトマーケティングにおける事業成長の秘訣についてプレゼンテーションを行いました。

本セミナーは、2026年3月17日~19日に熊本で開催されるマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2026」の開催に先立ち、そのエッセンスを凝縮して伝えるプレイベントとしてFMXの協賛で実施されたものです。セミナーテーマの「AI時代のダイレクトマーケティングを再設計しよう」に基づき、AI・データ時代のマーケティングにおける変化や成長し続ける企業・ブランドになるための戦略についてセッションが行われました。

当日は、ポーラ・オルビスグループ「DECENCIA」の西野英美氏(代表取締役社長)と笠井友嗣氏(事業企画推進部 執行役員 兼 部長)によるオープニングセッションから始まり、敏感肌市場における通販コスメ売上11年連続1位を達成する同社で、経営とマーケティングがどのように連携しているのかについて語られました。

続いてFMX荒井が登壇し、「ダイレクトビジネスの『信頼』をより強くするために」と題したプレゼンテーションを行いました。荒井は、ダイレクト事業における信頼とは「CEP(カテゴリーエントリーポイント)」を確立し、サービスやオペレーションを構築するだけでなく、それを市場に認識してもらう戦略設計の必要性を説きました。

最後に行われたパネルディスカッションでは、青木孝哲氏(オイシックス・ラ・大地 執行役員)、佐藤秀和氏(I-ne ビューティー&ウェルネス戦略室)、西井敏恭氏(シンクロ 代表取締役社長)が登壇し、AIによるD2C・ダイレクトマーケティングの変容と、絶対に外せないポイントについて議論が行われました。

セミナーには事業会社のEC/通販・マーケティング責任者らが集まり、セッション終了後には交流の場が設けられ、参加者同士の意見交換が行われました。

荒井による講演テーマ:ダイレクトビジネスの「信頼」をより強くするために

本講演にて荒井は、AI時代のダイレクトマーケティングにおいて事業成長の鍵を握る「信頼」のメカニズムと、その構築手法について以下の3つのポイントを提言しました。

  • 「信頼」の再定義:事実に基づいた強い想起の確立
    ダイレクト事業における「信頼」とは、単なる「信用(信じて用いる)」の段階を超え、顧客が迷わず「信じて頼る」状態を指します。それは、顧客が特定のニーズを抱いた瞬間に、ブランドが「事実に基づいて強く想起」されることであり、この信頼に基づいた購買を増やすことこそが、AI時代において最も投資対効果の高い事業価値向上につながります。

  • CEP(カテゴリーエントリーポイント)戦略:「心の入り口」の設計
    ダイレクト事業における信頼を確立するためには、従来の検索キーワード起点ではなく、「お客様のモーメント(瞬間)」を捉えたCEPの設計が不可欠です。単にイメージを良くするのではなく、ブランドが選択肢に入るための“心の入り口”として、「強い(強く欲する)」「広い(多くの方が持つ)」「多い(頻度高く訪れる)」という3つの市場性を備えた想起内容を戦略的に作り出すことが重要です。

  • AI時代における実行力の重要性:比較検討の省略と市場認識
    情報と選択肢が溢れるAI時代において、顧客にとってのストレスは「選択」そのものです。比較検討を省略し、「細かく見なくても、ここがいい」と即決される信頼関係の構築は、事業成長における最良のコストパフォーマンスを実現します。優れたサービスやオペレーションを構築するだけでなく、それをCEPとして市場に正しく認識させることで、実効性のある「信頼」として機能します。

FMXは、「想像を超える創造。」を理念に掲げ、営業・マーケティングなどの顧客体験(CX)領域におけるコンサルティングから、コミュニケーション領域の企画・制作、イベント・カンファレンスの実行まで、幅広いサービスを展開しています。

  • ブランディング: イベントや広告などの「出口」から逆算し、実効性の高いブランドコンセプトや各種施策を立案します。

  • 顧客獲得: 獲得単価やLTVのKPIを緻密に設計し、あらゆるタッチポイントにおいて共通戦略に基づいた実行支援を行います。

  • 顧客体験(CX): 顧客が「思わず見たくなる」「思わず行きたくなる」体験を創出し、事業として適切に売上につながるデジタル・リアルの顧客接点を実装します。

FMXは、多様な専門性を持つプロフェッショナルが戦略策定から施策実行までを連携して支援する「実行力」を強みとしています。今後も、お客様の事業成長に貢献する情報発信を積極的に行ってまいります。

登壇者プロフィール

荒井友久
コンサルティング事業部
執行役員・マネージングディレクター

Slerをスタートに、デジタルプラットフォーム事業会社で事業企画、営業企画、外資系コンサルティングファームにて事業戦略や新規事業開発のコンサルタントを経験。 その後大手総合広告会社にて多業種の新規事業・ブランド/CX戦略の豊富な支援経験を持つ。 現在はFMXのコンサルティングチームを統括する執行役員・マネージングディレクターとして、顧客接点を基軸に多様な事業のグロース戦略策定〜実行を支援。

【関連情報】
コンサルティング事業部による公式noteでは、クライアントとの伴走を通じて蓄積された実践知をベースに、「新規事業」、「CX/EX(顧客/従業員体験)」、「ブランディング」、「セールス・マーケティング」などのテーマを多角的に掘り下げ、日々の実務に役立つ情報をお届けしています。
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